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8 時間前
失業保険とボランティア
人がいません。 人口が、という意味もですが、活動できる人がいない。 人手が足りません。 能登官民連携復興センターに問い合わせてみたけど、能登の方々で同じような悲鳴があがっているようです。 能登で活動している人同士はそれなりに面識があるし、応援しあっているけれど、お互いがお互...


1月16日
「流行病みたいに、みんな解体解体」
これは、私のお世話になっている建築関係の方が嘆いた言葉です。 以前の記事にも書いたけど、何をもって、進んでいるというのか。 (「進んでる、進んでない」 https://www.futonoto.org/post/_0530 )...


2024年12月1日
Still Dreaming?
日暮れが早くなり、北陸特有の時雨空がつづくようになりました。 家で作業する日が増えた最近。 先日、久しぶりに夕方の散歩にでかけました。 小学校の頃、道草しながら通るのが好きだった裏道へ。 家々が立ち並ぶ小路は、愛犬の散歩でもよく足を運んだ道。...


2024年11月10日
私見・瓦事情
能登建築の特徴のひとつは、なんといっても、黒瓦。 漆黒につやつや光っているのは、釉薬を重ねて塗ってあるからで、 凍結による割れや塩害を防ぐため、さらに雪を滑り落ちやすくするためなどの理由があります。 漁村に、身を寄せ合うように並ぶ黒瓦の家々は能登らしい景観の代表格。...


2024年10月19日
物資はプレゼント
誕生日プレゼントを選ぶのは、難しい。 じゃあ物資を選ぶのは・・・? 思い返してみると、被災直後から数日は、物流が滞っていたこともあり、物資に生活を助けられていました。 (以下は、あくまで、私の場合ですが) 地震発生後から1週間、避難所生活を送っていた我が家族。...


2024年10月17日
地震が、怖い
Futoには、数は少なくとも、長期や定期的に訪れてくれる仲間がいます。 滞在できる拠点は用意していますが、活動は完全無償のボランティア。 彼らは、長く地域に根付いた活動してくれているので、いろいろな人と顔見知りです。 いつも富来に戻ってくるたび、地域の人から「また来てくれた...


2024年9月30日
1人の10回と10人の1回
これまで、活動内容を紹介する際に、 必要な家財の運び出し、災害ゴミの運搬・片付け支援 なんて書いていたけど、よく考えたら、言葉にしちゃうとものすごくライトに伝わるもんなんだなあ・・・と思う今日この頃。 災害ゴミ運搬には、 解体予定だけど、できるだけ荷物を整理して解体を待つ...


2024年8月7日
珠洲は、私の好きな珠洲のまま
能登のよさの一つは、自然との距離がちかいところ。 里山里海というくらいなので、海と山と里の距離が手頃で、思い立ってふと裏山にいったり海にいったりできます。 幸か不幸か人口は少ないので、どちらにしろ人がごったがえすということはなく。...


2024年7月31日
時計を修理するのは誰
先日、こんな話を聞きました。 富来出身で、現在は関東在住のボランティアさんたちが、短期ボラで、高齢のお父さんお一人暮らしのお家へ手伝いに入った際のこと。 内容は被災家屋の片付け、災害ゴミの運搬で、お父さんは「もう捨てて、捨てて」という感じで作業は順調に進んでいきました。...


2024年7月17日
ボランティアのお金事情
週7のように活動しているのを見て、地元の人から、「どうやって生活してるの?」と言われるようになりました。 ときどき心無い言葉をうけることもあるので、一応ここに記しておこうと思います。 私(鶴沢)は、震災前から、富山県にある会社からリモートで簡単なデザインやレポート制作の仕事...


2024年7月16日
半壊の家
個人的な話ですが、私(鶴沢)の家は、半壊です。 家の中は6cmほど下がっていて、四方が捻れた感じで歪んでいます。 戸がちゃんと閉まらない箇所は数知れず。 壁の石膏ボードはほぼ100パーセントほころんでいます。 半壊から中規模半壊にでなったところで大きな違いはないため、不服申...


2024年6月11日
開かない戸
ひょんなことからご縁がつながった、岐阜の古川町商工会青年部のみなさんが、先日、1日ボランティアにお越しくださいました。 総勢13名、それぞれが手に職を持っているプロフェッショナル。 個別のニーズにつなげたくって、一人ひとりのご職業をうかがい、大工さんチーム、左官チーム、林業...


2024年6月4日
なぐさめとはげまし
令和6年能登地震から5ヶ月が過ぎた昨日、6月3日。 家の中の洗い場で洗濯物をすすいでいたところ、地震速報のアラートが鳴りました。 あわてて水を止めて駆け出した先は、今年の1月1日、母親とともに逃げ惑った家脇の通路。 ぐらぐらと揺れる木のフェンスを見つめながら、あの日の光景が...


2024年5月30日
進んでる、進んでない
「ニュースでは全然進んでないって聞いたけど、どう?」 関東に暮らす親族からのメッセージ。 答えに困ってなかなか返信できずにいます。 毎朝の日課にもなっている、解体のおうちへの訪問も、あと少しだなあと思いながら今朝も散歩しました。...


2024年5月11日
文句じゃなくて相談して
「停滞期間」と友人が称しました。 町外の方、県外の方が「いまだ変わってないね」「復興が進んでないね」といってくださる言葉にも、 「進めばいいって、そういうことではないんだよなあ」とヒネクレタ精神が湧いてきちゃう期間でした。...


2024年4月27日
木の家は捨てるところがない
支援者の支援、疲れがたまっているみなさんの疲れをとってほしいと、ウェルビーさんが貸してくださっているテントサウナ。 その燃料を、倒壊家屋や解体家屋の廃材から、とれないか? 考えていました。 先日、金沢から手伝いに来てくれた北川さん、須田くんと、家にあった廃材を燃料用にカット...


2024年4月22日
赤紙・公費解体の家を片付ける
ボランティアセンター経由のボランティアさんは、半壊以上の家には入ることができません。 安全面を考えれば仕方のないことですし、何かあってボランティア受け入れが止まってしまうことこそ問題ですから、そのルールは全面的に肯定します。...


2024年4月6日
ごはんと器と循環
以前から、ぶつぶつ呟く課題だった避難所の食事事情。(「流れる時間とお金」) 朝と昼はパンやおにぎり、夜はお弁当という形のはそのままですが、この4月から、お弁当は地元のお店が作るのものになったそうです。 避難所ごとに違いがあるみたいだけど、おかずが入ったお弁当に温かいご飯をよ...


2024年4月1日
3ヶ月。おでんトラウマ
まだ3ヶ月。もう3ヶ月。 能登もすっかり春の陽気になりました。 1月1日も、お正月にしてはあったかい日だったなあと思い出したりもします。 個人的な話ですが、先日おでんを作りました。 我が家では年末におでんを仕込み、おせちと一緒に食べるのがここ最近の定番。...


2024年3月31日
全壊の家を直す
全壊、大規模半壊、中規模半壊、半壊、一部損壊。 地震後の建物に関する罹災判定結果は同じでも、状況は家々で異なります。 そして、半壊でも家を壊そうとなさる方もいれば、全壊と判定されても、家を修理してすみ続けたいと思っている方もいます。...
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