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なぜ、文化財レスキューが災害支援につながるのか?(1)
少し前、お世話になっている災害支援団体の方と、冒頭の問いについてお話をする機会がありました。 私自身、なんとなく感覚的に理解し行動していたことだけど、いざ説明しようとするとなかなかうまくまとめることができなくって、改めてそのわけを考えてみることにしました。 気楽に書き始めたものの、気づけば論文?というくらい長くなってしまいましたので、数回に区切ってお送りいたします。 また、文体がお堅いのですが、あしからず・・・。 文化財レスキュー、正確には文化財レスキュー活動の支援はFuto立ち上げ早々から行っていたもので、5つのプロジェクト内の位置づけとしては「きのものおき小屋」にあたるものです。 もちろん最初から、文化財をレスキューするぞ、とはじめたわけではなく、被災した蔵や納屋から災害ゴミ運搬のお手伝いをしようとしていた時、廃棄予定の「もの」のなかに古い道具や民具をお見かけし、「これは貴重だと思うから、捨てずに専門機関に連絡したほうがいい」と声かけしたところからはじまっています。 Futo「蔵から目覚めたもの」 当初、農具、漁具、民
2025年11月16日


パッケージ支援
災害支援には、いくつかの段階があります。 いろいろと定義はあるようですが、個人的な経験をもとに私見で勝手にまとめてみると、 まず、発災直後の人命救助・生命維持のための、緊急対応の段階。 次に、インフラの回復とか仮設住宅や店舗の建設とか生活再建を支援する、復旧の段階。 そして、地域のこれからに向けて活動を行う、復興・再生の段階。 これらは表記の上では分けていますが、多くはグラデーション・複層的に重なっています。 「復旧完了、じゃあ復興に移りましょうか」なんてことにはもちろんならないので、復旧活動を行いながら、未来を見据え、復興の道筋を立てていくことが求められます。 また、特に公的機関は発災当初の緊急対応を行うと同時に、二次災害や災害関連死などを防ぐため、ある程度短期間で被災者の生活再建に向けて動きだす必要があります。 そこで日本では、「被災者生活再建支援法」という法律を設けていて、その法律に基づいて、「被災者生活再建支援制度」が施されるようになっています。 法令 https://www.bousai.go.jp/taisaku/seikatsusa
2025年10月25日
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